で行われるStairwaysサークルライブの取材に行ってきた。
正直
「もしなんかしょぼそうでも盛って書けば宣伝にはなるだろう」
とかいう舐めた気持ちで取材に伺ったのだが、話を聞くにつれて、本当に
ワクワクさせられた。
今までに無いライブが"体感"できる確信を得た。
是非行こう。
内容をなるべく知らずに鑑賞したい方は、この記事は読まず、現地で全てを"体感"して頂きたい。
※チケットの購入はこちらをクリック
行こうか迷っている人、興味がある人、はたまたライブの存在すら知らなかった人等は、この記事を読んだ上で検討して頂ければと思う。
早速ですが、ライブについて簡単に紹介をお願いします。
はい!今年のStairwaysサークルライブ「アモル・ウェールス号」は、お客様をバスに乗せて旅にお連れする、 【ライド型ライブ】なんです!!
おお~~??なんか凄そう??笑 ライド型ライブ...というのは、具体的にどんな感じなんでしょうか?
はい!アモル車掌が皆様を旅へご案内差し上げますので、その旅先にてアカペラを聴くだけではなく、世界を体感して頂きます!!
ライド型ライブとは、まるでアトラクションに乗っているかの様な臨場感を体感して頂くライブです。 例として1つご紹介しますと、抽選で素敵なお食事券が当たるプレゼント企画をご用意しています。
お食事券!?笑
旅の中で皆様をディナーショーへお連れするのですが、当選された方は実際にディナーを食べて頂ける。という事です。
へ~~~...おもしろい...笑 なんだか......まだまだ沢山仕掛けがありそうですね...!?
はい...!楽しみにしていて下さい...!!!
「出演バンドをライブの世界観の中に当てはめていく」のが通常のサークルライブだと思うのですが、Stairwaysサークルライブでは、旅先で各バンドの世界観を存分に発揮できるという特徴もあります。
なるほど...
出演者としても、今年のサークルライブは主体的に自分達の魅力・魅せ方を追求する事を求められていると強く感じます。
サークルライブに出演するには「音源による1次審査」と「実地による2次審査」を通過する必要があるのですが、その2次審査のパンフレットに載せるバンド写真を自分達で用意する事が必要でした。
僕も所属している一刻者の写真ですね!
撮影の準備として、事前にロケハンも行いました!
バンド写真撮影のためにロケハンていうのがそもそも凄いし、しかもそれを審査の段階で。
って、一体どうなっているんだ...
(そして、何故そこまで情熱に溢れているのにアカペラバンドとしては
一切ハネてないのか...涙)
...きこえてますよ。
ぬ。さんの仰る通り、今年のStairwaysは過去の先輩方のように
タイトルを持っているバンドが一切ありません。
だからこそ、楽しんで頂くための工夫として、今までには無かった多くの挑戦があります。
その1つが男VS女
の旅先(ステージ)です。
バトルって事は、ピッチ・パーフェクトであったみたいな感じかなーー。
面白そう...攻めてるなぁ...
という事は、それが全体曲?
いえ、全体曲は別にあります。
そして、
全体曲こそが、
このサークルライブの目玉なのです。
(えらいことになってきたな...)
実はこのインタビューの前に、全体曲の練習を見学させて頂いたのだけど、面白い音楽をやっていたねー。
はい、ぬ。さんの様なアカペラヲt...アカペラ好きの方々にも新鮮に楽しんで頂ける、今までにない全体曲を目指しています。そのためにStairways出身のシンガーソングライターである仲真守氏に依頼し、全体曲用に3曲をアレンジして頂きました。
え!3曲を外部委託アレンジ...!?
そこまでするのか...
確かに、見学させて頂いた曲は今までに聴いたことのないサウンドだった...
アカペラサークルの全体曲って、アカペラアレンジを単純に大勢で歌うものが殆どだけど、そういう枠に捉われていないというのを感じたなぁ。
それも仲真守氏の仕掛けならば納得だ...
参考:仲真守氏の1人多重録音アカペラ
【#仲真守soloアカペラ】
— 仲 真守@'18.4〜 活動再開 (@Mamoru_Naka) 2016年2月28日
◎第五弾#待つわ / #あみん
≪ Jazz arranged ver. ≫
✨わたーし まーつーわっ
いつーまでーも まーつーわっ✨
この続きの歌詞知らながち〜〜🐒🐒 pic.twitter.com/57oVB8mYmy
そういった音楽的な要素の他にも、
「無線マイクの数を今までの倍に」
「プロジェクターを用いた新しい演出」
「傘などの小道具を用いた表現」等々々々...
あらゆる角度から、より一層お客様を楽しませるための工夫を凝らしています!!!!
......
なんか熱を感じ過ぎてうるっとくるわ...
折角なので逆に私からも言わせてもらいたいのだけど
はい。
今のStairwaysって別にアカペラ下手じゃないよね笑
......
たかひろ君なんかお世辞抜きに全国クラスで上手いと思うし、
......ありがとうございます涙
どのバンドもちゃんと歌おうという意識を強く感じるんだよね。雰囲気で誤魔化そうという感じがしなくて、私は好きなアカペラ。
先日のJAM2017ではShogo FreeがHome Freeのアレンジをめちゃくちゃ上手く歌って優勝した訳だけど、
Stairwaysにも(たかひろ君もメンバーの)UFPというHome Freeコピバンがあるよね。
で、どちらのバンドも「Life is a Highway」を歌っているのだけれど、正直その曲は
「UFPの演奏の方が良いな」
と思ったよ笑
汗汗汗
全国的なスターバンドこそないけれど、他にも良いバンドがサークルライブには沢山出るよね。
アカペラを楽しむという意味だけでも申し分ないクオリティになりそうだし、沢山の人が来てくれたらいいねぇ。
チケットの予約はどうすれば良い??
はい!こちらのリンク↓からPassMarketにアクセスして購入をお願いします!
※チケットの購入はこちらをクリック
Stairways winterlive2017 「アモル・ウェールス号」乗車チケット
(一般チケット)は1,300円
(学割チケット)は800円です!
それでは、
12月27日(水)17:00開場 18:00開演@鶴見区民文化センター サルビアホール
にて、Stairways一同お待ちしております!!
いかがだっただろうか?
人生初のインタビュー記事という事で所々ぎこちない部分があったとは思うが、
「Stairwaysサークルライブの魅力」
そして
「サークル員の情熱」
が伝わったのであれば、十分に役割を果たしたと言えるだろう。
ざっくりまとめると、
・アカペラに馴染みがない人→臨場感溢れるライド型ライブを体感して楽しめる
・アカペラヲタ→全体曲の新しさ、(有名ではないけれど)数々のグッドなバンドの演奏を体感して楽しめる
と、幅広いニーズに応えてくれるライブらしい。
是非行こう。
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近年、多くのサークルが年に2回サークルライブを行っているのに対し、Stairwaysは年1回の頻度を保っている。
その所以は、Stairwaysがサークルライブに最も情熱を注ぐサークルである「サークルライブサークル」である事が脈々と受け継がれている点にある、と私は思う。
(勿論他にも様々な事に取り組むサークルであるし、様々な関わり方ができるサークルでもある。が、やはり断トツで大きな比重を占めていると思う)
その余りに強大過ぎるサークルライブへの情熱が、半年後に再びサークルライブを行う事を困難にしているのだ。
正直、今まで私は「Stairwaysはサークルライブサークルだから笑」という台詞を、
"大会などで結果を残す事よりも何よりもサークルライブを目指す姿勢"
や、
"サークルライブを頂点としてしまうサークル員の狭い視野"
に対する皮肉を込めて吐いていた。
しかし、こうしてサークルから少し離れた位置から眺めた時、かくも一生懸命にサークルライブに向き合う若者たちの姿には、どうしても、胸打たれてしまった。
「サークルライブの集客の為に、本当は(バンドで)結果を残したかったんですけどね...」
「そう...!ホントに悔しいです...」
そう語るたかひろ君と風間君の姿は、余りに、眩し過ぎた。
というのも、私なんかは、そんな事、""一切""思っていなかったからだ。
衣装やバンド写真、ステージングの面で"サークルライブに育ててもらった恩"を多少感じてはいるが、
「大してアカペラが好きでもない奴らに飲まれてたまるか」
「狭い世界でアカペラしてる奴らとは違うんだ」
とかいう反骨心の方が圧倒的に強かった。
そういった違いも含めて、私が現役だった頃のサークルライブからの"進化"を感じたのである。
だからこそ、あえて言おう。
Stairwaysはやはりサークルライブサークルである。と。
更なる進化を遂げたサークルライブサークルである。と。
そして、12月27日にサルビアホールで行われるサークルライブは、並のアカペラサークルのサークルライブではない。
何故なら、サークルライブサークルの、サークルライブだから。
Stairways Winterlive2017「アモル・ウェールス号」
12月27日(水)17:00開場 18:00開演@鶴見区民文化センター サルビアホール
※チケットの購入はこちらをクリック
(以上)
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